フロー、流れ
昨日の日経夕刊の一面に、一橋の野中郁次郎教授の
「フロー、流れ」というエッセイが載っていました。
フローはかのチクセント・ミハイの提唱するフロー理論のことで
ドラッガー亡きあとのクレアモント大学院でのミハイとの
話しが載っていました。
ミハイの「喜びの現象学」は、自分自身大切にしている一冊です。
フローとは、たとえばダンスやチェスなどを無心にやっているとき
に起こる無我の至福状態のことで、仕事にでもおこりえるものであり、
このフロー体験から得られる幸福感というのは、人間の根源的な
幸福感につながるものであろうということがいえるでしょう。
私たちも昨日の議論の中で、いかに「ものづくりを流れる
ように行えるか」
そしてそれが「チームとしてのものづくりになりえるか」
ということを考えましたが、
われわれの考える流れをこのフローと考えると、ものづくりを
時間、空間の「流れ」だけでなく、そこにたずさわるチームとしての
幸福感をもとめる「流れ」としてとられらるのではないか。
そんな着想を得ました。
野中教授のエッセイは、ホンダの運営方針が川にたとえられる
部分や、
禅仏教の伝統における「求道」の精神とフローにおける楽しみ
などを対象化している部分など、まだまだ奥が深いと感じ、
こういう部分もこれから私たちが追求していこうとしている仕事
の精神にもとりいれていけるのではないか、と感じます。
「ながれるようなものづくり」が私たちの目指すスローガンです。
そこから、みなが幸せを感じられるものづくりの流れをつくりたい。
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