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March 2009

奇跡の人

先日NHKで脳科学者のジル・テイラー博士の
ドキュメンタリーが放送され、大変感動的であった
という話を聞きました。

僕も興味をもって、ちょうど出ていた博士の本を
このお休みに読みました。

「奇跡の脳」 ジル・ボルト・テイラー=竹内薫 新潮社

Photo

37歳の新進気鋭の女性脳科学者がこともあろうに、
自分自身が脳卒中になり、右半身の機能をはじめ
言葉をうしなってしまう。

左脳は論理、右脳は感情というような区別をよく
聞きますが、彼女の場合は出血により、左脳に大きな
損傷をうけ、言語機能を大幅に失います。

言語というものは、過去、未来といった時間間隔や
自分と他人との境界というものをつくっていて
それは、日常生活を送るうえでは不可欠なものです。

しかし、そういう考えこそが、不安や怒りというような
苦しみをつくっているということを彼女は身をもって体験します。

すなわち左脳の機能をうしなったことで、右脳中心に
なってしまったことで得られる、外界との一体感や安心感
というものに気づくのでした。

そして、さらに驚きなのは、失った左脳の機能を
お母さんとの協力のもと、もう一度右脳につくりなおして
いこうと、なんと8年もの時間をかけて、再び科学者として
復活するまでになるのです。

1+1すら概念としてわからなくなってしまったとは
思えない人間の可能性に驚きます。


「うまく回復するためには、できないことではなく
できることに注目するのが非常に大切。
毎日何かを達成できたことを喜びながら、
どれほど上手くできたかだけに焦点を絞り続けました。
(中略)
もし、息をすることしかできなくても、生きていること自体を
喜べばいいのです。もし転んだら、再びまっすぐ立てることを
喜びました。もしよだれをたらしたら、嚥下できることを
祝福したのです!(奇跡の脳より)」

そういえば、オンライン証券のチャールズシュワッブも
ヴァージングループのリチャードブロンソンも失語症だった
ため、分析ではなく、全体像をとらえることができ
新しいビジネスの領域をひろげていけたというようなことが
「ハイ・コンセプト」(ダニエル・ピンク=大前研一)
にありました。

あきらめないことで得られる人間の可能性の大きさと
神秘性を感じさせてくれる壮大なストーリーでした。


ジル・テイラー博士のドキュメンタリーの再放送が
NHKであるようです。
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復活した"脳の力"~テイラー博士からのメッセージ~
[BShi]4/2(木) 後11:00-翌0:30
全米で今、多くの人々に希望と勇気を与えている
一人の脳科学者がいる。ジル・ボルティ・テイラー博士(49)。
脳卒中で言葉を失って8年、再生を果たした彼女の軌跡を追う。
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百年企業の皆さんと。

昨日は地元企業である、アサヒ印刷の新井社長、
長島製粉の長島社長、そして木村木材工業の木村社長
と会食の機会をいただきました。

どの会社さんも百年企業です。すごいです。

いつもバイタリティあふれる長島さんは
そば粉の卸で全国に展開されておられます。

お話しをお聞きすると、
いままでの保存料中心の食品から抜けて、
本物を売っていく姿勢に切り替えられていったとか。

そして、厨房や店舗設計、メニュー作り、はたまた
お客様の社員教育までトータルのコーディネートの
お仕事をされているというお話しを聞きました。

「ぜひ小売りまでやってみたい」
そんな思いを語っておられました。

この辺のお話しは先日の松屋コーヒーさんが
追求されているところと共通しているなあ、
と感じます。

すなわち「粉」を売るのではなく、安全な食の
環境そのものを売る、ということ。

木村さんも無垢材の日本一の造作材メーカー
として「本物」を追求される日々です。
直販もはじめられています。

木村さんも「安全な住環境を提供する」という
ことを目標にされ、環境問題にも積極的に
かかわっておられます。

僕たちの仕事は、装置をうることですが、
装置をうることで何を提供しようとしているのか
改めて考えてみたいと感じます。

僕たちにとってのお客様とは、どなたに
あたるのか。

今週号の日経ビジネスでイノベーションNo.1
に選ばれた、工作機械メーカーの森精機さんは
「お客様の生産性向上」ということを提供すること
が社内の軸になっているといいます。

機械を販売するのではなくて、生産性を提供する。

そこには、小売の発想、お客様とのダイレクトな
結びつきの発想があるように思います。

アメリカの鉄道会社は「鉄道」にこだわり、
「移動すること」を提供するという発想に欠けた
ため、消滅していくことになったようですね。

「わたしたちは何を提供しているのか」
これを常に問い続けていきたいと思います。

ご一緒させていただいた皆さんに感謝します。


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「話し合いでスピードUP」

今回は機械設計グループの目標のご紹介です。

Dsc08181

「スピード・提案」というタイトルですね。
どこかの会社に似てますが~、と当のリーダーが
苦笑しながらおっしゃっていました。

中身を見てみると、

「部署がいくらよくなっても、会社全体のレベルが1つに
ならなければ力は分散してしまう」

部署の目標にこういう視点をとりいれていただいて
いることもすごい。

そして、

「たとえどんな事でも社内に自分たちができる仕事が
あれば協力していきます」

力強い宣言ですね。

そういえば、僕が苦心してつくった目標の紙などが
4つ折にたたんで現場においてあった時代もありました。

今はこうやって各グループにおいて、メンバーの
皆さんが話し合いを重ねながら、一つ一つの言葉に
意味をこめて目標作りをしていただいています。
本当に皆さんの成長ぶりに感謝です。

皆さんの思いが全体の思いとなるように
していきたいと改めて決意しています。

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巣立ちの日。

今日は、近くの小学校の卒業式に、近隣という
ことでお声をかけていただき少しく参加してきました。

もう桜の花が咲き始めています。

時代を感じたのは、卒業生の皆さんの数が僕たちの
時代の3分の1くらいかとくこと。
そして、卒業生の皆さんのお名前がとても難しいなあということ。
こちらも3分の1は読めませんでした。

お子さんの数が減ることもあって、名前ひとつにも
個性というものを深く考える時代になったように思います。

そして、卒業式は「夢」「希望」そして「感謝」の言葉が行きかう場でした。
はなむけの言葉も、日本の伝統の「巣立ちの言葉」でも
一人ひとりがこれからどんな夢をもっていきたいかという
ことをお互いに確認しあう。

そして、その結果として人を助けたい、楽しい世の中を
つくりたいというような希望が語られていました。

こういう場に身をおくと、人間にとって希望というものは
とにかくなくてはならないものだと強く感じます。

とくにこういう時代だからこそ、余計にわたしたちは
それを渇望しています。

僕にとっても、一人ひとりの可能性を感じられることの
できるような働く場所をつくっていくことをなんとしても
成し遂げなければという思いを強くしました。

いろんな葛藤があることも事実ですが。

そういえば、進化生物学者の佐倉統さんが上田紀行さん
との対談でこんなことをおっしゃっているのをちょうど読んだ
ところでした。

「小学校6年までの教育では、(学力よりも)周りにいる
人間が仲間なんだ、という意識を身につけることが
重要なんだよ。人間は仲間意識さえ持っていれば
それからの人生は大丈夫なんだから」
(「かけがえのない人間」講談社現代新書 上田紀行)

卒業式からも僕たちが学ぶことがたくさんあると
感じながら、卒業生を見送りました。

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トンネルを出れば。

柴田さんの先週のBLOGはとても印象的なものでした。
トンネルを出れば景色が変わる

磯輪さんコメント第1号ですね。

社内でも、今後どのようにしていけばよいのか、
という話合いをつづけるにつれ、
どうしても役職者の間では大雑把な抽象論が多くなって
しまうことを感じています。

具体的になにをどうするか、ということは本当に個々に
仕事をしている皆さんからの智慧が必要だということを
痛感します。

それをどう繫げていけるか、に経営は注力する
必要があるでしょう。

ともかく、トンネルの中だからといって何もせずに
じっと耐えるのではなく、
いまだからこそできることに力を注いでいきたい
と感じます。

まさに「今こそ」でしょうか。

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みんなで作りこむ。

ちょっと暗いですが、工場に貼ってあるスローガンです。
Dsc08177

こういう時代なので、「今年は全員営業だ!」と言ったところ、
「それじゃわからないから、自分たちで考えます」
ということで、部課長さんが自主的につくられたものです。

僕自身もスローガンをみながら
「自分にとって感動とはなんだろう」と考える毎日です。

また、あるときは現場を回っていたら
「去年のスローガンから変わった理由はなんですか」
と聞かれました。
とても本質的な質問だったことと、そうやってご自身なり
にスローガンについて深く考えられていることを感じ、
その姿勢にとても感銘をうけました。

工場には工機グループの今年の目標も貼ってありました。
Dsc08180

いろいろ議論を重ねられて造りこまれたのでしょう。
「心・技・体」というポイントにはうなります。

「一品入魂」というのはいい言葉だなあ、と思います。
僕にとって魂の入った仕事とはなんだろう、と
ここでも考える機会をいただきました。

それからなんといっても「いつもニコニコ」
これも心がけていきたいと思いました。

役割が逆になっているような気もしますが,
皆さんから目標をいただいています。

いつもありがとうございます。

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技能検定1級に合格!

この度、板金グループの小熊さんが
工場板金作業(機械板金)1級に合格されました。
おめでとうございます!(パチパチ)

これで田中さんの工場板金作業(曲げ板金)1級に
つづく2人目の快挙です。

小熊さんはいつも仕事が終わってから学科試験の
勉強を、一人事務所でこつこつとやられていました。

下の写真はずいぶん前に撮影したのですが、
「うかるまでは内緒にしておいてください」
といわれていたのですが、
やっと公開することができます。

Oguma

1月にはお子さんも生まれて、ますます
のりに乗っている小熊さんでした。

改めておめでとう。

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お休みに読んだ本。

お休みで何冊か読んだ本の紹介です。

「日本の「安心」はなぜ消えたのか」 山岸俊男 集英社インターナショナル

1年ほど前にでた本ですが、社会心理学の山岸さんが
常々主張しておられる、日本人は「相手を信頼する文化」
ではなく、「お互いにけん制しあうことによる安心をつくっている
文化」である、ということを、実験データなどを積み重ね
類書とはちがってとてもわかりやすく述べています。

相手と信頼感をつくりあげて動いていこうという人が
なぜ増えないのか、ということについて、特に日本人に
ついてはいつも若干悲観的な見解については少し
さびしい気がしますが、

少なくとも集団においては絶対数(=つまり仲間ですね)
が増えていくことで可能であることも実証的に述べておられます。

もう一冊は 
「ダイアローグ 対話する組織」 中原淳 長岡健 ダイヤモンド社

こちらは、組織における対話とはなにかということを、
いつもの学術的なところから、現場のわたしたちにも
わかりやすい形で述べています。

組織の理念やスローガンは単に発表したり、掲示したりして
広まるものではない、というようなことも、企業の例を含めて
明確に示されています。

運動会や飲み会では深まらない、というようなことも。

わかっているつもりでもなかなか自分自身できていない
点をずばり指摘されています。

このなかで秀逸だったのは、
この世の中には絶対的なものはない、それは数字という客観的に
見えるものにしろ、また、わたしたち人間自身にしろ、本当に
客観的であったり、絶対というものはない。
それは、対話によって意味づけられていくものである。

というくだりです。

わたしたちの仕事も、わたしたちの会社も、そしてわたし個人も
こういうプロセスを通じて、お互いの関係の中で意味づけられていく
ということは、むしろ大きな可能性を秘めているようにも思います。

Shoseki

2冊とも、実現に向けて私自身汗をかいていきたいと
いうテーマの本でした。

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松屋コーヒー本店さん。

先日、経営者オフサイトでご一緒させていただいた
名古屋の松屋コーヒーさんにお邪魔してきました。

松屋コーヒーさんは、もうすぐ創業100周年をむかえる
老舗コーヒー店ですが、
社員さんの「思い」を元に、卸の仕事から小売に
お仕事の転換を行われているまさに経営改革の
5ヵ年計画を実行中とのこと。

松下常務には、仕事の終わった夜7時すぎから11時
くらいまで、お疲れにもかかわらずその変革のお話を
聞かせてただきました。
さらに、ロードサイドにだされた新店舗と繁華街にある
お店の両方にお邪魔もさせていただきました。

ロードサイドのお店はフランス語の「松」にかけて
「る ぱん」というお店ですが、
感じたのはその居心地のよさでした。

普通回転率をあげるためには、長時間居座られないように
するという話も聞きますが、

松屋さんの場合は、長居ができるようにする心地よさが
ポイントで、
混んできた場合には、逆にお客様のほうから気を使って
席を確保できるようにしていただける、なんていう話も
ありました。

以前日経新聞に、喫茶店やファミリーレストランに
何時間居座れるかというデータをとったという記事が
ありましたが、

このお店の場合は発想が逆のように感じます。

そういう雰囲気は、たとえば近所の方がお店の店員さん
におすそ分けをもってくる、というエピソードなどからも
感じられます。

本当にお客様のことを考えると、お客さまも一緒になって
お店作りを考えてくれるという発想でしょうか。

「る ぱん」では奇抜さが感じられるわけではありません。

けれど、いすのつくりや机の高さとか幅、
さらには、机の配置やお客さまが安心して話のできる
微妙なレイアウト、食事やタバコのにおいが気にならないような
空気の流れなどなど、ありとあらゆる細かい気遣いに
あふれています。

そして出口には過去4週間分の雑誌が、見やすいように
配置されていることに、うならされました。

そこには喫茶店の運営に数十年のノウハウをもたれている自信が
感じられます。


確かに最近の外資系喫茶店はとてもしゃれたつくりになっていますが、
私たちは、高い机に足をかけて、ふたのついた容器でコーヒーを
飲みたいわけではなくて、
ゆったりとしたスペースで、読み忘れた雑誌を、ゆっくりタバコを
ふかしながら(わたしは吸いませんが)読みたいわけです。

わたしたちの会社はものづくりをしていますが、
こういう細かい部分で大切にしていることは、実はたくさんあるの
ではないかと感じました。

部品一つ一つの手触りにまで気を使う作り方。
カバーで見えなくなってしまうところにも、メンテナンスで困らないように
配慮すること。

普段は忘れがちですが、そういう小さな気遣いが実は
会社にとっての大きな価値であり競争力ではないかと思います。

松下さんは「自分たちは何もしていません、すべて現場のみなさん
がやられています」と大変謙遜されながらおっしゃっていますが、

「もともとはなんて古臭いことをやっているのだろうと思っていましたが、
変えていいことと、ここだけは変えてはいけないところがある
ということが商売のポイントではないか」

というようなこともおっしゃっておられました。

私たちの会社においても「変えてはいけない大切な価値」は
たぶんいっぱいあるのだろうと思います。

そういうものを元に、お客さまへの気遣いにあふれた会社にしていきたいと
松屋さんを訪問して感じました。

松下常務、そしてお店のみなさん、ありがとうございました。

「る ぱん」での写真です。
Matuya

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大阪にて。

先週の土日は、アサーティブトレーニングという
コミュニケーショントレーニングのトレーナーの
講習のお手伝いで大阪にいきました。

団体の代表森田汐生さんにもひさしぶりにお会い
して、少しくお話しをさせていただきました。
わたしにこういう道のあることを教えていただいた恩人です。
AJ代表日記

アサーティブネスの大きな目的のひとつは
伝え方のスキルを学ぶ以上に
一人ひとりがもつ内面の力に気づいていくことの
大切さが挙げられます。
先日のティクナットハンの「The Art of Power」に
つながるテーマのようにも思います。

つまり、自分から相手に受け取ってもらえるように
言葉を発するという術を学ぶことで、一人ひとりの
もつ力というものの偉大さに気がついていこうという
考え方です。

こういう激動の時代には、ともすれば無力感におちいる
ことがあるかもしれません。
けれどアサーティブネスを生み出したアメリカは、
白人の席にすわるという黒人女性の行動から、
黒人大統領が生まれる国家に変化してきたという
こともまた事実でしょう。
自分にとって「バスの椅子に座る」とはなにか、
なんていうことを考える機会にもなりました。

そして、お土産の「蓬莱のぶたまん」を抱えながら、
わたしたちの会社のみなさん一人ひとりのもつ力の
大きさというものにも改めて思いをはせながら帰ってきました。

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本当の力。

ティク ナット ハン「禅的生活のこころ」 アスペクト
という新刊を読みました。

禅宗のお坊さんなので、邦題は抹香くさい感じが
しますが、英語のタイトルは
「The Art of Power(力の技巧)」

ハン師の文章はいつも平易でありながら美しく、
とても惹かれるものを感じます。
この著作では珍しく、仕事や職場、ビジネスにおける
わたしたちのあり方に多くを言及しているところが
とても特徴的です。

仕事の上では、力というものが重要視されるが
それが欲望にとらわれた単なる権力的なもの
なのか、
それともみんなの幸せを求める真の内的な力
なのかというような根源的な問いかけをされる
ような一冊でした。

また後半のベトナム戦争における非暴力の活動
による40年にも及ぶ追放生活のくだりも
あきらめずに貫くことによる師の本当の力という
ものを感じさせられます。

最後に、企業のあり方としてパタゴニアの
イヴォン・シュイナードが経営としてのあり方を
述べています。
「社員をサーフィンに行かせよう」という著作で
その特徴的な理念を示した経営者ですが、
本書の小章も、シュイナードの理念の力というものを
示してくれるとても感動的な文章でした。

「今の瞬間に集中しながら、自分の中の
本当の願望に気づいていくこと」

日々の出来事に翻弄されがちですが、
こんなときこそ

わたしたち一人ひとりの本来もっている
内側にある力の存在に気づいていくときの
ように感じました。

Photo_2


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問うてみること。

先日、スコラ・コンサルトの経営者オフサイトに参加しました。

久しぶりに柴田さんにもお会いし、わずかなお時間でしたが
お話しをすることもできました。

「BLOGは定期的な間隔で書いたほうがいいよ」という
ご指摘をうけたので、
私自身も自分の気持ちや考えをを整理するうえでも
書くことを続けていこうと思います。

ちなみにスコラの代表から外れられた柴田さんもBLOG
をはじめられたということです。
柴田昌治 公式BLOG

オフサイトではこの厳しい経済環境の中で、日々熱い思いで
努力をされている皆さんの本音の話を聞くことができ、
わたし自身もエネルギーをいただきました。

特に印象的だったのが、オープニングのチェックインでの
プロセスデザイナーのMさんのお話。

Mさんの前職は経営難から他社と合併した経緯があったのですが
合併の判断をするときになぜ社員にその判断を問うてもらえ
なかったのか、ということをみなが感じていたということでした。

その当時の上司からその話を聞くと、当時一緒に
働いていた人はみな涙を流してしまう、といいます。

「合併するのか、経営危機のなかでこのままがんばるのか」

こういう判断は経営しかできない、と経営サイドは思いがちでしょうし
上場企業ではむやみに情報をオープンにすることはできないのが
現実でしょう。

しかし、一緒の船を漕いでいるのは、社員一人ひとりである
とすれば、その社員にこそ問うてみるということも、また
大切なことのような気がしました。

「何のためにこの仕事をしているのか」
そんなそもそもを考えていくことが、この時期にこそ大切だ
ということを教えていただいたように思います。

参加の皆さんに深く感謝しています。

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総合医というもの。

昨日は床につきながら、テレビをつけたところ、
「津軽半島 命の砦~医療崩壊と闘う医師たち~」という
番組の再放送をやっており、

昨年も何度か放送された、かなり反響のあった番組の
ようなのですが、私自身も大変引き込まれてみました。

津軽半島の公立病院(外ガ浜中央病院)で、秋山さん
というお医者さんが医療崩壊の結果、一人だけになってしまう。
しかし秋山さんは、なんとか地域医療をたもたせたいと、
自分自身 あらゆる病気に対応できる「総合医」というものを
目指し地域医療にとりくんでいく。

本棚には、専門外の外科や皮膚科、小児科、といった
あらゆる専門書がならび、さらにはうつ病や認知症の現場に
まで積極的にとびこんでいく姿勢には驚きとともに
大変な感銘をうけました。

そしてこの秋山さんの「地域の人たちを救いたい」と
いう志に共鳴した若いお医者さんがあつまり、
総勢5名のドクターで、境界なしの医療の体制が
ととのえられていく。

若い女性のドクターも院長の姿勢にまなびながら
自らもパーキンソン病の患者さんにとりくみ、
ついにはその回復にいたっていく過程に
言葉をうしなう感動を覚えました。

製造業では「多能工」という表現で仕事の幅を増やして
いう考え方がありますが、患者さんの骨格をみたあとに、
メンタルヘルスにも取り組んでいく、というお医者さんは
さすがに自分自身の想像を超えていました。

その先生の支えになっているのが、患者さんやその家族
からの感謝のことばでした。

どんな困難な状況におちいっても、「志」があれば
それが人をひきつけ、そして成果を生んでいく。
人間の力の大きさというものを改めて感じさせていただき
ました。

結局番組の最後までひきつけられてしまいました。
こんな志をもった仕事を私自身もしていきたいと
思います。

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