自分にあてはめること。
昨晩、NHKのノーム・チョムスキーの
インタビュー(「未来への提言」)を見ました。
ずいぶん古い(去年の8月くらい)ものでしたが。
あるとき講演をしていたチョムスキーは
聴衆から次のような質問をうけます。
「イラクが安定するまでは、アメリカがイラクに
駐留することはむしろ好ましいことではないだろうか」
これに対して、チョムスキーは
「確かにそういう考え方もあるかもしれないですね。
けれど、あなたがもしアメリカ人として、他国から
侵略を受けていたら、良かれとおもって駐留して
もらうことを望みますか」
という形で、その質問を言下に否定しています。
「人にあてはめることを、自分についても常に
あてはめて考えよ」
チョムスキーの考え方の原点がここにあるように思います。
先日は、人を信じるなどと書きましたが、実は
短期的視野になっているのは、
全体が見えていないのは、
安易な方向にいってしまうのは、
むしろ自分自身ではないだろうか、ということに恥じ入ります。
チョムスキーは、意外なことに学校の授業について
いけず、ドロップアウトしそうになったこともあるようです。
また、インタビューの中では世界恐慌の中で、家族、親戚
とともに支えあいながら、その苦境を乗り越えてきた経験
を語ります。
こういったなかで、他者への視線をはぐくまれてきたように
思いますし、その上で自ら発言を行っていこうという姿勢を
貫かれているように思います。
将来のために、みんなのために、
なにができるのか、ということを考えていくその姿勢に
深く感じ入りました。
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